風俗の仕事というと、男性からすれば大して疲れないで大金を稼げる仕事と思うかもしれませんが、実際に女性からすると全くの逆。
特に風俗の王様と言われるソープランドはハードで、男性からすれば接客部分しか見えないわけですが、実際には他にも様々なことをしていますので、肉体的にも精神的にも大変疲れる仕事となっているのです。
とても大変なソープ嬢のお仕事、今回は肉体疲労的な部分を見ていきましょう。
◆ 肉体労働者にも負けない運動量
ソープランドといえば、様々なサービスが行われます。
最低でも40分、長ければ1時間2時間と接客をすることになりますが、手抜きをしないソープ嬢は、基本的にその時間の内の大半は常に動いています。
まず、男性が服を脱ぐ時は脱衣を手伝ってお風呂の準備、洗う時は全身を使って洗う、マットの準備をしてマットプレイをして、ベッドに移ったらソープ嬢が主導で動いて男性を気持ち良くさせます。
終わったらまたお風呂に入って着替えてお見送りをして、接客が終わります。
トークの時間を除けば、コース時間のうち75%くらいは常に動いていると言えるでしょう。
また、さらに細かく見れば同じ洗いやマットなどでも運動量は大きく異なります。
例えば、男性の体を洗うにしても、くぐり椅子を使っているお店なら、その運動量は格段に増えます。
ネットの動画などでそのプレイを見ればわかるのですが、腕の力や腹筋を使ったりしていくので、短時間でも大変疲労が溜まります。
マットも体を擦り合わせるのが基本ですから、ローションで滑りが良くなっているとはいえ、全身を動かすことには変わりありません。10分20分体を動かし続けるわけですから、その疲労の蓄積具合は推して知るべしといった所でしょう。
◆ 接客が終わったら休憩ではない
また、仕事はそれだけではなく、接客が終われば今度は次の接客のための準備があります。
まず行うのはお風呂掃除で、次のお客さんのために浴槽や浴室に残る水分を拭き取ったり、備品チェックなどを行います。
水気が残っているとお店から注意されることもありますので、意外と手が抜けません。
その後はメイクや髪型もチェックし、崩れれば直しもあります。
しかも、人気店であれば次の接客まで5分10分しか無いことも多く、これらは手早くこなさなければいけません。
連続で接客になれば休み時間無しで次の接客ですから、数が増えればそれだけ疲れも溜まるというものです。
今回ご紹介したのはあくまでも業務の一部であり、他にも肉体的疲労が発生する要素はあります。
次回はソープ嬢の精神的疲労についてご紹介します。