冷やかしとパネル見学の違いはどこから?

昔からソープランドでは冷やかしは歓迎されないという常識があります。
これはソープランドに限らず全ての風俗店に共通して言えることなのですが、やはり風俗という業種である以上ある程度利用者の間に後ろめたさがあり、可能な限り他人に利用を知られたくないという部分があるからこその常識となっています。

ソープランドでは「冷やかしはしない」というのが昔からのルールなのですが、ここで気になるのが「どのラインから冷やかしになるのか?」ということ。
よくソープランドでは「パネルを見るだけでもOKです!」なんてウェブサイトに書かれていたりしますが、それと冷やかしの何が違うのか気になる方も多いはず。
今回は、その違いについて取り上げてみます。

【 冷やかしとは? 】

そもそも「冷やかし」という言葉、わりとよく耳にする言葉ですが、実はこれは吉原遊廓から生まれた言葉だったりします。
江戸時代に隅田川で和紙作りをしていた職人が、原料の楮を冷ましている間吉原で遊女を見物していて、それを揶揄した言葉が冷やかしというわけです。

言葉の意味としても「張り見世の遊女を見て歩くだけで登楼しないこと、またその人」
「実際には買う意思のないのに値ぶみをしたり、値段を尋ねたりすること」といったものが本来の意味となるわけです。

【 冷やかしとパネル見学の違いは? 】

では、お店が嫌う冷やかしとお店が推奨するパネル見学の違いとは一体どこが境目になるのでしょうか。
実際の所やっていることは変わらないわけですが、この差はやはり「遊ぶ気があるかどうか」という部分になるでしょう。
パネル見学をする→遊ぶの流れになればそれは冷やかしではありませんし、パネル見学をする→気になるキャストがいないので帰るという流れになれば、お店側からすれば冷やかしとなるわけです。

とはいえこの遊ぶ気がどうこうという部分の証明は不可能ですし、遊ぶ気になれないのは店側のせいと言えますから、冷やかしがマナー違反であることはともかくとして、利用客側があまり気にすることではないでしょう。
もっと言えば「パネル見学だけでも歓迎」なんて言ってるのであれば、それは冷やかし歓迎と言っているのと同じ、なおのこと利用者側が気にする必要は無いわけです。

【 これをしたら明確に冷やかし扱いになるNG行動 】

冷やかしとパネル見学の差はかなり微妙な所ですが、明確に冷やかしと取られるNG行動というのがあります。
例えば、「お店を覗き込む」とか「お店やソープ街の写真を撮る」、「ソープ街を無意味に徘徊する」といったものです。
これらはいかな理由があろうともソープ街では許容されない行為で、トラブルにつながることも珍しく無い行為です。
利用客や働くソープ嬢のプライバシーを守るためにかなり敏感になっている部分もあるので、やらない方が懸命です。

冷やかしはタブーということもあって気にされる方は多いですが、パネル見学だけで帰るというのは別に冷やかしとはなりません。
その程度で冷やかし扱いするお店は衰退するだけですし、大抵ろくでもないお店ですので相手にする必要も無いでしょう。
明確に冷やかし扱いになるNG行動があるので、それらをしないようにすればあまり気にすることはないということだけ覚えておくと良いでしょう。